「女と目が合うと前に会った気がする 女が男を見る時の視線には 女性の不変の本質が潜み 個性を消し去る 記憶に残るのは 個人ではなく女性一般だ」
深夜のカフェで絵本の絵を描く。子供の就寝中に、子…
物語の舞台周辺をゆっくりとしたパンでとらえた長回し。俳優の名前やタイトルがクレジットされても音楽がかぶさってこないのは、前作『海辺のポーリーヌ』導入部(ラストシーンも)とまったく同じ。いわゆる余計な…
>>続きを読むどうしたって一人の時間が欲しいのはめちゃくちゃ分かるんだけど、そこから浮気に繋がる脳内回路が面白すぎる。強面のチェッキー・カリョがロメール作品に出てる時点でおかしいけど、一方マイケル・セラみたいなも…
>>続きを読む“二人の妻を持つ者は心をなくし、二つの家を持つ者は分別をなくす"
オクターヴとルイーズのこと。言動の下らなさ以上に見た目が低俗極まりない。だがそれを嘲ることもできない。だって皆似たようなものだから…
彼氏が途切れたことない美女が初めての同棲を決意。しかし四六時中いっしょの生活に我慢できず、パリ中心部に仕事部屋を借りたことでふたりに等しく選択の自由が訪れる———ロメール監督作品。
選択の自由バン…