このレビューはネタバレを含みます
淡々と進んでいく物語で、それでも何か山場的なものがあって、この淡々の中にも後の山場のためのフック的なものがあるのか？と首を傾げながら見てた。結局これといった山場がないまま終わってしまい肩透かしを食らった感じ。私には合わなかったかな…。
同じ劇中音楽を何度も何度も使っていて、またこの曲かーとげんなりもした。
お芋を碁盤にひっくり返す、孫に良い話をした直後にゴミを釣り上げる、友禅を売り飛ばされそうになり女の子みたいな駄々をこね号泣する…ジィジとバァバはちょっと抜けた感じがなんとも可愛らしく、クスッとくるところがあって楽しめた。
主演の堺さん仲間さんのお二人は良くも悪くも演技や表情が薄味にみえて、こういうシンプルすぎる脚本には合わないかなって個人的に思った。
視聴後はなんだか味のない麩でも食わされたような、不満の残る作品という評価だったけど
レビューに『ホームビデオ』って言葉が書かれていて、その一言でストンと腑に落ちた。
私はホームドラマを期待してたから不満だったのかもなぁ。これはホームビデオですよって最初に説明されてたら評価は少しだけ良い方に変わったかもしれない。
でもやっぱり劇伴しつこい
