1991年公開の台湾映画。実際の事件から着想を得た映画。上映時間236分。
あっという間だった。映画館を出たら外は真っ暗。笑
なんかDVDにもなってない貴重な映画みたいなので、映画館で見られて良かった。
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うーん。なんて言ったらいいんだろう。
面白い面白くないで語れないというか、そもそもこの映画の本質を理解できてないから、何ともいえない。笑
理解した気にはなれるし、見終わったあとの充足感はあるんだけど、4時間も必要か?って思ったり。鑑賞能力が足りないってのもあるけど、一番は酸いも甘いも噛み分けた大人じゃないってことかな。
もっと大人になってから見たら、今とは全然違う感想を持つのかなぁ。
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1960年代の台湾の歴史的背景はあまり知らないんだけど、時代や国が違っても、人間の本質的な悩みは変わらないんだなあと思った。
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あと純粋で粗野な少年少女たちの姿は見ていて愛おしくなる反面、虚しくなってくる。
大人数で群れて自分を誇示する姿とか。
自分なら誰かを救える、変えられるっていう傲慢さとか。
大人なんかクソくらえだ!みたいな感じとか。
刃物持ち歩いちゃうとことか。
そんな青春のきらめきと残酷さが描かれてる映画なんだけど、難しい。
登場人物多すぎだし、みんな顔似てるし。あだ名みたいなのあるし。突然変なの出てくるし。
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暗闇からバスケットボールが出てくるシーンは印象的で、呪怨を思い出した。