このレビューはネタバレを含みます
一般試写にて鑑賞。
主人公の月末が、新しい住人を迎えに行く始めからラスト、そしてエンドロールに至るまで、元受刑者たちの底知れぬ怖さと"違和感"に、緊張しっぱなしの2時間。
ただ絶望だけでもなく、救いが用意されているものの、日常に戻る程に、それまでに起こった怖さが浮き彫りになる気持ち悪さ。
気持ちがどちらのベクトルにも触る事が出来ず、見終わった後はこれまで感じた事の無い初めての気持ちになりました。
キャストの皆さん、佇まいが素晴らしいですね。
見る人や時代によっても感じ方が変わるであろう作品。
まだ、なかなか上手く消化できそうになく、折を見てまた見たいと思います。