映画人間

羊の木の映画人間のレビュー・感想・評価

羊の木(2018年製作の映画)
3.4
設定および予告編が非常に楽しそうであったが、実際のところ元殺人者6人が絡むことも少なく淡々と話が進んでいる印象であった。吉田監督らしく丁寧で不思議な世界観であるが、予告編で感じたスピード感は無く少し眠くなった。犯人も序盤からすぐに分かり、サスペンス的な謎解きも皆無だった。一言でいうと、怒りの劣化版と表現しても良いかもしれない。キャスティング自体は素晴らしいだけに脚本・演出が非常に残念だった。
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