フラットライン

羊の木のフラットラインのネタバレレビュー・内容・結末

羊の木(2018年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

原作が原作だから、ビジュアルには期待しなかったけど、優香が本気で綺麗だったのが一番の収穫。北村一輝の存在感はさすが。
点が低いのはやっぱり原作の劣化作品だから。確かにサイコさんとそうじゃない殺人犯は区別して裁かれるべきという命題は解決しているが、松田龍平演じる宮腰のサイコ感がフワフワしてるので全然怖くない。「探偵はバーにいる」の高田と佇まいが同じに見えて仕方なかった。その点「クリーピー」の香川照之は凄かったなぁ。と映画を観ながら再認識。

あと、あの終わり方は絶対ダメ。土着信仰の神が犯人を罰すると見られる結末に至るには伏線が弱すぎ。「・・・なにこれ」と声に出して呟いてしまった。

細かいところだけど、市役所のパソコンがLGエレクトロニクスだった。官公庁は国内メーカーを使うだろ(^^;
フラットライン

フラットライン