あさひなり

羊の木のあさひなりのレビュー・感想・評価

羊の木(2018年製作の映画)
3.2
元殺人犯6人が同じ田舎の町に集められる。そのシチュエーションだけ聞くとストーリーへの期待がかなり高まっており、見る前からかなり楽しみであった。しかし、この映画は、アメコミやアクションが好きな人にはっきり言って向かない。向くはずもない。ストーリーが退屈で進歩が遅いからである。
だがこれはこれでいいのではないのか?言うなれば典型的な邦画、僕が脳内に描いていた邦画。もしかしたらこのような殺伐とした、進歩の遅い、あとから振り返ってみたら意味のわからない、考えさせられるような映画なのかもしれない。
しかし自分の期待とは少し違った結果であったためスコアは低めである。