のどか

羊の木ののどかのレビュー・感想・評価

羊の木(2018年製作の映画)
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不自然な赤いリップ、身体のサイズに合わないブカブカの背広、小道具から細部にこだわっていた。抑えて抑えて抑えての演出。最後はもう少し爆発してくれても良かったかな。

床屋の髭剃り、自宅に急に遊びに来た友人、普通は怖いことなど何もないはずなのに「刑務所にいた」ということが、すべてを恐怖へと変えていく。自分の良心を試された。「刑務所にいた人だ」というフィルターを外すことは私にはできそうにないけど、本当は人それぞれなんだよなあと思った。
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