極秘プロジェクトとして、市を上げて元受刑者(殺人)6人の受け入れをすることになり、その担当となった月末(錦戸亮)。彼の同級生で最近地元に戻ってきた文(木村文乃)。この2人と元受刑者を中心に物語は進みます。
錦戸亮のごく普通のどこにでもいるような市の職員という演技が、松田龍平の奥に潜んでいる冷淡というか無というかそういう演技と見事に合っていました。というか俳優陣の全ての方が、ピッタリ役に合っていました。見事です。
所々明るいというか救われるエピソードもありますが、それでもやはり全体的には最後までグレーで気持ちが悪い......のろろ様という昔から伝えられている信仰偶像も出てくるのですが、こののろろ様とこの物語の接点がイマイチでした。
