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羊の木のRのネタバレレビュー・内容・結末

羊の木(2018年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

6人の元受刑者が田舎の町で普通の生活していても、周りの人は誰も気づかないので非常に怖いと思いました。6人全員が何を考えているのかわからないので不気味でした。刑期を終えてはいるがやはりどこかで元受刑者を疑ったり、距離を置きたくなってしまうのが現実だと思います。正直もし自分が元受刑者が周りにいるとしたらそのような行動を取ってしまうかもしれません。特に松田龍平さんの演技がとても自然でした。独特なオーラを放っていてサイコパスとはこうゆう感じなのかなと思ってしまいました。一見最初は1番人間ぽく会話も自然だった人が時が経つにつれて化けの皮が剥がれていき、何も考えずに人を殺していくサイコパスでした。さらに雇い主が元受刑者と知っていながらもそれを受け入れて一緒に働き生活しているのはとても心が暖まりました。しかし6人の元受刑者全員がそれぞれ事件や行動を起こしていくのかと思いきや特にそうゆう訳でもなく特に何も起こらなく物足りなく感じました。元受刑者の普通に生活をしていく事の難しさ、罪悪感との闘いが描かれている作品でした。
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