"勝手に抱いてしまう思い込み・先入観"の怖さに気づかされる映画。
事実が分からなくとも、自分の思い込み・先入観で勝手に他人を判断してしまうんだなと思いました。
視聴者も、一緒に(この人怪しいな。殺したんじゃない?と)疑ったり(この人は優しい人な気がすると)信じたり繰り返します。
他人は何を考えてるかわからない
本人にしかわからない
のが怖い。
犯罪を犯すと周りから白い目で見られる世の中。こうなってしまう理由は、人間は先入観で判断してしまう性質を持っているから。
(以下ネタバレ)
ちょいちょい出てくる"羊の木"の皿が何を表しているのか分かった気がします。
木の上にぶら下がっている5匹の羊。
なぜ5匹しかいないんだろう?て思ってたが、たぶんこの5匹は、仮釈放された松田龍平以外の5人。仮釈放されてから、それぞれ成長していることを表してると思う。
逆に松田龍平は、仮釈放されてからも何回も殺人をして何も成長していないため、いないのでは??
最後ののろろが落ちてきたシーン。あれは、のろろが松田龍平を殺したのでは??
最初の、羊の木の皿が落ちてた場所がのろろの下の海岸だったので
のろろが何かを伝えたくて、皿をわざと落としたのでは?
と思いました。
日本語めちゃくちゃですが。笑