志麻凛

エグゼクティブ・デシジョンの志麻凛のレビュー・感想・評価

3.5
(概説)
ワシントンDC行きの飛行機でハイジャックが発生!化学兵器が持ち込まれている為、乗客がいる以上、安直な攻撃が出来ない。その為、グラントらが、その飛行機に乗り込み、事態を終息させる事に奮闘する。CIAのジーンもそれに加担する。乗客の安全を確保し、起爆を解除出来るのか?

(所感)
まず、午後のロードショーさんのCMで、セガールという言葉があって気になってました。そして、どんなセガールが見れるのかな?と思ったら、真の意味の脇役で驚きました。それにしてもトラヴィス中佐(セガール)が会議に出ているシーンの気迫が凄かったな

人物繋がりで、ハル・ベリーが美しかった。主人公では無いサブキャラという立ち位置でも、己の個性を光らせた演技をしていて尊敬の意があります。『ジョン・ウィック:パラベラム』でも主演のキヌア・リーブスに劣らないものを魅せていましたし。
今作では、協力する過程で敵に気づかれてしまい、叫び声を上げるのですが、大きすぎす小さすぎない、絶妙なボリュームで「凄いな〜」と率直に思いました。そして乗客を気遣う時の“大丈夫ですか”という声も相手を親身に心配する声でした。全体を通して、ハル・ベリーの“声の扱い方の達者さ”を再確認することが出来ました

起爆を解除するシーン、めっちゃドキドキ感ある。しかもハイジャックしてるテロ犯の存在が、もう堪らない!子供の時に、よくテレビで見ていた光景に加えて、よく想像していたシーン、子供心を取り戻すことが出来ました。もし、その瞬間に立ち会って居たら、精神がやられて動きが萎縮してしまいますよ

様々な要素から、この作品視聴していて楽しかったです!
志麻凛

志麻凛