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ムーンライトのdoblevのネタバレレビュー・内容・結末

ムーンライト(2016年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

まだあどけない少年は同級生たちにいじめられ、おかまと呼ばれる。
おかまって何?
知り合った売人に尋ねるシャロン。
もしゲイだとしてもおかまなんて呼ばせるなとアドバイス。
ゲイってどうやったら解るの?
の問いが素直で可愛かったな。。

高校生の時シャロンをブラックと呼ぶ幼馴染で唯一の大切な友人がいじめっ子(子?)に強要されシャロンを殴る。そしてやり返したシャロンは少年院に装置。

成人したシャロンはかつての華奢な少年ではなくガタイの良い売人になっていた。
ある日「あの日」以来疎遠になっていた友人から連絡がある。

ジャンキーの母親。
心の支えとなってくれていたであろう可愛がってくれた亡き売人の恋人

料理人になった友人に会いに行く。
緊張しながらも懐かしくて欲していたひと時。。

結局のところ
シャロンの心がよく分からなかった。
こうしたい!がないのだ、多分。
こうなら、、って願いが浮かんでもそれも隠す。その方が悲しくないから。
そしてまた下を向く。
ゲイだ!という感じでもなく多分その友人が男でも女でも好きで他の人と違っていたのだろう。性別どうではなく好きなのだ、ろう。
そのように、ぬるっとさらっと物語は終わっていく。

シャロンを演じた3人はまるで別人なのに、瞳の奥が同じで悲しみと可愛らしさの同居する瞳で合致する。
ゆっくりの流れだったけど退屈とは感じなかったな。見逃したシーンは多分あるけど。
内容をすぐに忘れそうだったので自分が思い出せるよう細かく書いてます。
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