ムーンライトのネタバレレビュー・内容・結末

ムーンライト2016年製作の映画)

Moonlight

上映日:2017年03月31日

製作国:

上映時間:111分

ジャンル:

あらすじ

「ムーンライト」に投稿されたネタバレ・内容・結末

売人に可愛がられた内気な黒人少年が、復讐して少年院に入り売人になる。黒人社会でのイジメ。そしてゲイだった。映像的にブルーを入れて来る。
……?かわいそう。どしたんこの子……

かわいそうや。見てられん。
……!?

!?!?!?!?!?!???!??!?
誰お前……
ラブストーリー!!!?!?!?!?!?


そして映画は終わった。
画面は綺麗だった。
人種差別、貧困、イジメ、LGBT、ドラッグ、売春。
世の中のあらゆる「理不尽」が詰め込まれていた。

物語は激しく起承転結があるわけではなく、ゆっくりと時間の経過とシャロンの心理を描いている。

「何も知らないくせに」と吐き捨てるシャロンの気持ちに誰もが胸を打たれるだろう。

ポスターの三色の意味が映画を観ると納得できる。秀逸。

映像も綺麗で特に海のシーンが印象的だった。


賞をいくつも獲っているので、ハードルをあげて観てしまいがちだがフラットな状態で観てほしい。
最終的に男らしい鎧を被ったのをみてそこだけなんか謎に共感した

黒人差別についてかと思ったら黒人コミュニティ内での事だったのでそこらへんはさほど触れられていない

説明が基本的に全てまわりくどい
すごく評価されてるが、ちょっと単調すぎる。
起きてることはあーこんな実情が世界のどこかではおきてるんかって感じだが、なんか伝わってこーへん
niggerという言葉は、黒人を指す蔑称であると同時に、黒人同士が親近感を表す呼び名でもある。

自分がlittleと呼ばれているとシャロンが話した時、テレサは「私は名前で呼ぶ」とつぶやいた。

主人公に向けられるfagotという蔑称は「ゲイを不快にさせる言葉」であり、「もしゲイでもオカマ(fagot)と呼ばせるな」とフアンは教えた。

母親は子に、ベイビー、愛おしい子、と呼びかける。それと同時に、こっちを見るな、家から出て行け、金をよこせ、と叫ぶ。


人生は残酷で、シャロンを取り巻く環境は特にそうだった。
フアンは、自分の道は自分で決めろと言ったけれど、シャロンたちの人生は決してその言葉通りには進まなかった。
薬中の母親を持ち、売人の男と親しくなったシャロンは、少年院を出たのち、みずからも売人となる。
友人のケヴィンは、結婚して子もできたけれど結局は離婚し、自分は流されてばかりだったと吐露する。
シャロンの母も、息子を愛していると言いながらも、愛情を与えられなかったことを後悔している。

一方で、人生に流されながらも、自分は自分だと言えるシャロンの変わらない強さこそが、この映画の軸なのだと思う。

劇中では主人公の呼び名が多く登場する。シャロンは、呼び名ひとつひとつの持つ意味を、手触りを、静かに確かめる。

どの呼び名も、完全な愛ではないし、完全な憎しみでもない。
どちらにも転化しうる。
それは、過酷な人生を送ってきたシャロンにとっては、闇であるというよりもむしろ、かすかな光だと思う。

だからこそ、どんなふうに呼ばれたとしても、自分は自分だ、ほかの何でもない、と言えるのだという気がした。

独特のカメラワークと、うつむきがちな主人公と、幾重にも意味を重ねるセリフが、全編に渡って不思議な浮遊感をただよわせていた。

けして派手ではないけれど、心に残る映画。
中高生の頃には理解ができなかったであろう。性的マイノリティーを乗り越えられずにいる主人公はなかなか心理的成長できない。その中でも最後には自分自身を思い出してかつての自分を取り戻す。
見終わったあとじわじわと問いかけてくる深い作品。
・青基調の映像が綺麗
・単調な映画だけどそれが良い?
・LGBT、虐め、薬
・大人シャロン急にマッチョになりビビる
・ファンに憧れてたんだろなーぁ
・登場人物の気持ちはよく分からなかった
・大人になり変わったケヴィンと変わらなかったシャロン
・じんわりきたけどガツンとはこないかんじ

「リトル」と呼ばれオカマだと虐められるシャロンはケヴィンが唯一の友達。麻薬地区で売人ファンと出会い彼女テレサとの家へ行き心開くが虐待母の所へ帰るが母はファンの客だった。ファンはその後死に母は薬物依存。シャロン学生になりケヴィンがキス手コキ。ケヴィンはボステレルに命令されシャロンを殴る。シャロンは椅子でテレル殴り逮捕。大人になったシャロンは薬の売人に。ケヴィンが連絡してきて飲み抱き合ってEND
“月明かりを浴びて走り回っていると
黒人の子供が青く見える”
他のどの映画とも違う、心に残る作品。

母子の血縁関係の強さ。
根強い人種差別と、LGBT.それらが、生き方の根幹を左右するということ。
自分を理解してくれる友人。
子供の頃から時を重ねてきた自分自身を、大切にすること。

いちばん心に残ったのが、最後のシャロンのことば。
私に触れたのは(touched me)一人だけ。
小さな頃からいじめられて、それでもたった一人の友人が、偏見なしに自分を受け入れてくれた。
その友人に再開したとき、友が彼に肩を貸してあげたラストシーンが、本当に良かった。

あとは、三人の違う俳優さんが、なぜか同じ人に見えてしまう、あの表情の感じも良かった。

最後のシーンで、有色人種の職業の選択肢の少なさが、今の時代でもまだそうなのかと、やり場のない気持ちを覚えた。

三部構成の題名、リトル、シャロン、ブラック…並々ならぬこだわりを感じます。
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