このレビューはネタバレを含みます
音楽と光が印象的でした。
海の中、月夜に照らされる黒人の子供たちが美しかった。
黒人差別、セクシャルマイノリティー、家庭内の問題…様々な壁があり…。
強そうに見えて弱い、虐めてたやつらだってきっと弱い。きっと誰しも表に出さない何かがあるのだと思う。正直に生きることを受け入れて許すのは自分だけど、周りはそれを許さない。
たくさんの困難を越えて唯一受け入れてくれた存在に殴られるシーンが切ないです。苦しい。
決してハッピーなストーリーではないけれど、ライトのぼんやりとした明かりがなんだか夢のようで、不思議な感覚に心地よくなりました。