解らなくても、認めるべきだと思う
僕が今まで観てきたなかの同性愛が描かれる作品で1番しっくりきた
「好きになった人がたまたま同性だっただけ」
心が通った瞬間に肌に触れたくなるのは男女共通してあるんだから、そうなんだろうなって思う
今までもないから、絶対ない。あり得ないと軽々しく言えてしまう人達がこの映画を観ても響かないし、なんだこりゃと思うだろうとは思うけど
夜風に当たって、海のさざ波が心地よく聴こえて、夜灯に照らされて
自分って気持ち悪いなぁとか、なんの為に生きてるのかなぁって感じてる時。
隣にいる隔てのない、迷いのない笑顔に惹かれてしまう事もあるだろう
そんな人と心が触れ合った瞬間、怖さを感じながら重ねた唇に気持ちが溢れた描写はとても官能的だと思った
特別な事があるわけじゃない。特別な事でもない。人を好きになったって事。只々それだけで、それが全て。
できなくても、知っておくべきことだと思う