主人公シャロンの幼少期・少年期が強烈に印象に残る。
母親役のナオミ・ハリスが凄い！
薬に溺れる、最低な母親を名演！
ナオミ・ハリスによってシャロンに感情移入させられてしまった。
学校ではイジメられっ子。
そういう子は黒人でも細いストレートのジーンズ履くんやね
欲しいものを買ってくれそうな母親でもなさそうやし、かわいそう…
身体も痩せてて、チビで、心優しくて言い返したりも出来ない。
仲間と一緒に遊ぶのも苦手なようだ。
イジメっ子から「オカマ」と、からかわれる。
…いや、ほんまにからかわれてるだけやと思って見てたら・・・えっ!？
少年期に助けてくれた大人フアンは優しい人、そして綺麗な彼女のテレサ
次第に心を開いて、頼りにするシャロン。
観てる私も暖かい気持ちになる。
何しか、可愛いテレサに一目惚れです(笑)
高校生になったシャロンの第２章になるとフアンがいない…
亡くなったようだ…
それでも、テレサに頼るシャロン。
私は母親の愛を求めるようにテレサを好きになってしまう展開なのかと思いきや…
何とも衝撃的な作品でした。
普遍の愛とでも言うのか？
あらゆる関係の愛情の深さを何気なく表現されてて凄いと思わされた。
後からジワジワきますね。
