ムーンライトのACDCのレビュー・感想・評価

観終わったあとの最初の感想は「これで終わり？」だったのですが、それから1週間ずっと頭の中を巡っていたのはこの映画のことでした。

「自分が何になるか、誰にも決めさせるな」というヤクの売人：フアンの言葉がこの作品のテーマそのものです。
私たちはこの映画を通して、主人公を「#黒人、#ゲイ」から「#シャロン」へと読み直すようになってゆきます。僕たちは何でもタグをつけて容易に解釈しがちですが、その事実に一石を投じた作品でもあると思います。