【バリージェンキンス監督作品、アカデミー賞作品賞】
観てない&忘れてしまったアカデミー賞受賞作品をたくさん観ていきたいシリーズNo.2
すごい綺麗な映画。いい意味で最後までどういうふうに終わるのか、どこに終着点があるのか分からずフワフワした状態だったんだけどそれが良かった。1でリトル、2でシャロン、3でブラックとシャロンの名前で構成される3部作にあらわれるように、シャロンというひとりの少年が大人になるまでの物語。そのシャロンの幼い頃からの葛藤や衝動やらが周りからの影響だったりそういうものに揺られながら動いていく。決して一人じゃない。でも孤独を感じ人とは違う。そんな彼が最後まで持っていた心。どんな道に行っても大切にしていたものを最後の場面で魅せられた気がする。
欠点という所が思いつかないいい映画だった。でも好みかって聞かれたらそんなに深く考えさせられた映画ではなかったし一歩引いて見ていた感じもして理解はしづらい。でもそんな映画でもいいのかも知れない。安易に理解もできないしね笑
アカデミー賞はやっぱ合う合わないあるけど当たりは多いね、地雷がないから安心して見てられる笑笑
