映画館で観れたら良かった
ひとこまひとこま、めちゃくちゃカラーコレクションにこだわりがある、すごく伝わるんだけど
液晶テレビを通した瞬間、似たような色に沈んでしまう。音楽も良い。
映画館で、、それはもう悔しいほどに!!!
マイアミのイメージは、シェフ(サンドイッチ売るほう)とか、デヴィットゲッタがフェスで「マイアミ〜!」って言っているかんじ、ビーチと良い女・音楽・割と温暖っていうことしか知らなくて、このマイアミを教えてくれる一本、驚きと共に感激した。
少年期、それから特に青年期のシャロンの表情。悲しい。虚無。素晴らしい。“優しい売人”アンビバレントなフアンの目も。
「なりたい自分」とは?
運命的にフアンを追うように生きるシャロン。シャロンとケヴィンの恋模様が映画の軸だけれど、
それよりも、彼とフアンとテレサとの短くて大切な時間を想像して、あの泳ぎを習う海のシーンが本当に尊く、思い出すと泣きそうになる。
母性とは?
テレサと実母のわっかりやすい対比。毎日どこかで子供が実母や実父に虐待を受けている。ドラックのせいにして軽く描いているけど、ここを深く考えると谷底の気持ちになるので、この映画はとにかく色とあと、いろいろ素晴らしかったです。心置きなくビールストリートをみにいけます。