サンタムール

ムーンライトのサンタムールのレビュー・感想・評価

ムーンライト(2016年製作の映画)
4.0
第89回アカデミー賞で作品賞含め三部門受賞した話題作です。
ブラッド・ピットがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、LGBTをテーマにしたラブストーリー。
幼少の頃からハイスクール時代までは麻薬中毒の母親にひどい仕打ちを受け、クラスメイトからもひどいイジメを受けるもんだからね。
ヒリヒリさせられっぱなしのなかで。。
理解者もあらわれます。
フアンと、そのパートナー。
傷ついた少年に愛情を与えてくれて。
同級生で恋心をよせるケヴィンは自分のことを理解してくれて。。
ちょっと救われてきはじめた頃、、、
母親からのあの拒絶。
そして愛するケヴィンからの仕打ちと別れ。
ケヴィンから殴られるシーンでは泣けてしまいました。
レゲエ野郎を椅子でなぐったあと、いきなりの青年期。
金歯でゴツくなったシャロンに救いはあるのかとハラハラ見守りましたが。
母親は更正し、念願のケヴィンとも再会できて。
優しい着地点でしたね。
バリー・ジェキンズ監督。静かで美しい作品をつくりましたね。
シャロンのあの眼差し。白目の部分がブルーがかってて。
まさにあれこそムーンライトのようでした。
サンタムール

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