ハリス56号

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章のハリス56号のレビュー・感想・評価

3.5
ジョジョを実写化しようとする行為自体が奇妙な冒険とも言えなくもない。
これだけ人気のある原作を映画化する場合、どうやっても皆納得の作品を作ることは不可能で、後は監督の趣味で「何系」へ進むのか、というところに注目。
今回は、奇をテラッたことは一切せずできるだけ忠実に再現しましょう系。その結果、町並みの違和感問題、承太郎の髪の毛と帽子の一体化問題、登場人物が気合の入ったコスプレイヤーにしか見えない問題等々が噴出してたけど面白かった。

原作を知らない人はどうなのだろう?うちの子(小2)はジョジョエリートなので最後のシアー・ハート・アタックが出てきたところで興奮気味に「キラー・クイーンだぁぁぁ!」と叫んで映画館内をホッコリさせてた。チョロQチョロチョロのシアー・ハート・アタックだったけど。このチョロQが岡田くんのお口にガッポリハマったのはギャグなのか?笑っていいんだよね…

第二部があるかどうか分からないし(無さそう)、続編は最終章とかになってるかもしれない(それすら無さそう)けどコレはこれで楽しかった。納得とかどうとかではなく、とりあえずファンならばジョジョの奇妙な冒険、その映画版を楽しもう。
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