正直僕はこの主人公というか話にはまったく共感できなかった。
あまり感情出す方ではないし、反抗期というものも微々たるものしかなかった。
あえて共感できたところと言えば、自分以外の全てのやつらをバカで無能だと思ってる時期が誰しもあるって点かな。
ただ、ラスト僕ニッコニコだったんですよ。
ベラベラとうるさいおバカな女の子は全然好きじゃないしイラっとするし、これは17歳あるあるなのか?と思いずっともやっとした気持ちで見ていたけれど、ああ何故だろうこんなにも可愛らしく愛おしく見えてくるのは。
僕の中で思い当たる節がないわけではないけれど、うん、やはりこれはアメリカとかの高校生への圧倒的憧れからくるものだ。
こうして観ていると僕の高校生時代はなんて退屈なものだったのだろうとうんざりしてしまう。
でもこんな気分に浸る夜も良いな。
と思えた映画。