これからの17歳と、17歳だった私たち、全ての17歳に捧げる映画。
自分は同世代とは違う変わり者で喜怒哀楽全力な情緒不安定バロメーターの持ち主。でも悲劇のヒロインぶるのは一丁前な自分を認められない、本当は自分は良い奴ですごい何かを秘めていると信じたい。こんなんだけど17歳でいたい、でも本当は変わりたい。そしてこの17歳は永遠には続かない。それを教えてくれるのは教師か家族か友人かわからないけれども、自分で変わるしかないのは確か。
学校で教えてくれないことは兄貴が教えてくれたじゃないか、人生は不平等だと。これを人生の早いうちに知っているだけでモンスターではなくスウィートでいれるんじゃないだろうか。私たちの心に今も17歳があるから共感するものがある。
