このレビューはネタバレを含みます
切ない。悲劇だ。絵のためにヴァリと別れエディットと一緒になったが2人は離れた途端死んでしまった。離れるべきじゃなかったんだ。ヴァリからエゴンへの手紙が泣けた。男と乙女から死と乙女に変更するところも…。「死と乙女」の絵に映画は集約されている。絵への情熱よりヴァリとの恋愛がクローズアップされていた。それありきの絵のような。思ったより恋愛映画色が強かった。ヴァリはエゴンの事が好きでたまらなかったんだというのが伝わってきてまさか別れる事になるなんて思わなかったし油断してたんだろう。本気で誰とも一生恋愛はしないのって言った事でエゴンは少し冷めてしまった部分もあったのかも。