親子の検死官の元に運ばれて来た、
"ジェーン・ドウ"=身元不明の遺体。
検死解剖を始めると、
次々におかしな点が明らかに…
それに伴い起こる怪奇現象…。
閉じ込められた遺体安置所から
2人は無事に逃げ出せるのか。
というのがこの映画のあらすじだ。
知っている方も大勢いるだろうが
"ジェーン・ドウ"とは身元不明の人につける
日本でいう"名無しの権兵衛"みたいな
いわゆるあだ名である。
映画を観ての感想は、
よく1人の遺体から話を広げたなーと感心した。
解剖というテーマでなければ
描けない物語だと思う。
何より"ジェーン・ドウ"の役を演じた
オルウェン・キャサリン・ケリーさんの
演技力は素晴らしかった。
美しさはさることながら、
人が微動だにしないということは
非常に難しいと思う。
海外で称賛されたことも頷ける。
ストーリー展開はありきたりだが
一見の価値はあるかと思う。