もっさん

アンダー・ザ・シルバーレイクのもっさんのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

劇場公開時にコンディションが悪過ぎて早い段階で寝てしまった、、のでようやく再鑑賞!

改めて観返すと、ほとんど寝てたんだな、、。笑

評価の低さよりは全然面白い作品だと思いました!

最初のビートルズが流れている中でジムモリソンがゆさゆさしている時から🤤期待値があがります。
からのカートのくだりやゲームや映画界の先人へのオマージュなどの文化的要素に陰謀論や暗号を掛け合わせられていて、今時のオシャレな空気感はありつつも、現実感と夢との境界線のような演出もあって途中まではかなり良作に感じておりました。

人物描写がわかりやすく、意欲を持ってLAに出てきた青年が、結局愚か者クラブの年齢から少し歳を過ぎたくらいになっても何もなし得れてない自堕落な人間設定で、少し他人事ではない気がしました。笑
ヒロインの女の子が、ハウスジャックビルド時よりすごく魅力的にみえましたねー🤤
エルビスプレスリーのお孫さんだったんですね。

映画界のオマージュは特にヒッチコック作品のシーンや当時の嘘っぽさ満点の合成とか、特徴がわかりやすく随所に取り入れられていたり、色々な文化に触れている方ならそれなりに見応えがあるんじゃないかなぁと思います。
〜っぽいって言うより、意識して描写していると思います。

ただ自分的には、ポップ重鎮おじさんのNirvanaの件は納得はいかないし、伏線の回収が後々ベタベタに感じたり、話の展開が、あー、、結局はそういう方向にいっちゃうのかー、、感があって少し残念な余韻が残ってしまいました。

ミステリー映画として観てみると、ちょっとお粗末かなとは思いますが、別の要素で楽しめるところもあり個人的には中々良い作品だと思いまーす!
もっさん

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