ファーストシーンが必要以上に乳を揺らしながら窓の落書きを拭くお姉さんで、「あ、ヤバい映画が始まる」と確信。
その後もドエロ、グロ、ゲロ、ウ◯コ、夢見たいな衣装や美術セット、もうぶっ飛び過ぎた。
どこから現実でどこまでが妄想なのか、チグハグになるようなシーンの応酬に、極め付けは後半のRPG感、これだけ色々手を出して、割としっかり伏線回収してるのも凄い。
元カノへの後悔と、現状への不安と不満が生み出した「これは誰かが操って自分を不幸にしている！」という観念が、見たもの聞いたこと全部引っくるめて作り上げた都市伝説だったのかな。
それをリアルに感じさせる、ハリウッドから少し外れた、ややパンチが効いた街シルバーレイクの不穏感も良い。
なんだったんだで終わるかと思いきや、何故だか鑑賞後の後味も悪くなくてズルいなぁ。
とりあえずアンドリューガーフィールドよく頑張りました。
