等身大の女子中学生すぎてこわいし、リアルできもちわるいともおもった(ほめている)。
学生はなぜあんなにも日々退屈しているのか、大きくなるとほんとうにわからなくなってしまうから不思議だ。ちがう生命体なのかもしれない。
とがっているようで生ぬるい。籠の鳥みたいに堅苦しく小綺麗なもんじゃなく、プールの中の金魚くらいのありふれた自由さで埼玉から出られずに死んでゆくだろう女の子たちの話。
埼玉や千葉のあたりの人ってみんなかんたんに東京や神奈川に出て行くもんだとなんとなくおもっていたんですが、意外とそうでもないんですね。