堂々としていて知的でユーモアに溢れたアレクサンドル。
彼を愛しているし一緒にいたいという気持ちと、思い描いていた生活とのギャップに戸惑い、戸惑うことへの罪悪感に苦しむディアーヌ。
自分への奇異な視線すらセンスのあるジョークで返すことも、彼にとっては鎧でもあったんだね…。
ネガティブなわけではないけど、心の底からポジティブなわけでもない。
きっと、アレクサンドルには彼なりの思い描いていた生活があっただろうし、通り過ぎていった恋も沢山あったんだろう。
息子との関係がとても良かったし、継父が言った"障害は君の心の中にある"というセリフも素晴らしかった。
フランス映画も恋愛モノも苦手だけれど、最後まで飽きずあっという間だった!
そして観終わったあとはほっこり。