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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣のgomaのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ひたすら美しい。
恐ろしいほど、美しい。


歓び、強さ、優しさ、痛み、辛さ、悲しさ、やるせなさ、天才、才能、努力、枯渇、貪欲、愛。

セルゲイの、さまざまな感情や葛藤が描かれていた。


天才とは天から与えられた才能。

才能を授けられた故に与えられる、大きすぎるほどの代償。

no pain no gain.
痛み無くして得るものなし。


天才は孤独で孤高で、どこかかなしい。



人は愛さずに、愛されずにいられないとつくづく感じた。

ずっと鳥肌立ってたけど、
Take me to church
で震えた。

セッションの、ラスト9分19秒をみていたときの感覚。。

人はこんなにも綺麗に動けるのか。

もっともっと躍りを見たくなった。



優雅な野獣。

これこそまさに、彼にぴったりな表現、だと思った。
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