ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣の作品情報・感想・評価

ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣2016年製作の映画)

Dancer

上映日:2017年07月15日

製作国:

上映時間:85分

4.2

あらすじ

19歳で英ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルとなるも、人気のピークで電撃退団。バレエ界きっての異端児の知られざる素顔に迫ったドキュメンタリー。

「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」に投稿された感想・評価

ILC

ILCの感想・評価

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毎度のことドキュメンタリーは評価が難しいから点数付けることができない
カナイ

カナイの感想・評価

3.9
とても誠実に1人の人を映し出したドキュメンタリーだった。バレエに詳しくなくとも、彼がどれほど突出したダンサーであるのかが分かる。その苦悩も。長い手足で軽やかに舞い、回転し、高く飛ぶ時の美しさたるや。魔法を見ているよう。構成や音楽もよかった。
memo

memoの感想・評価

4.7
儚さと芯の強さ、しなかやさとダイナミックさのような対立するものの双方の性質を孕んでいる、絶望の中に光を見出すような、踠き苦しむ切実さと渇望と美しすぎる表現
彼の身体はボロボロで、それでも『苦しみから逃れるには踊るしかない』というコピーが秀逸
美しい孤独だった。
セルゲイの心の葛藤に焦点を当てているので、彼の喪失感や苛立ちがすごく伝わってきて、だからこそラストの激しいダンスは強烈だったし痺れまくった。
ダンスを観て感動して泣いたのなんて初めて。
圧倒的な美にひれ伏した。

同級生が嫉妬することも出来ないほどの才能がある天才でも、それが幸せではなく本人の首を絞めることになるってすごく皮肉。
舞台を降りると、この人はこのまま消えていなくなっちゃうんじゃないかっていうくらいの儚さで目が離せなかった。

観終わった後、ロビーでバレエをやってるであろう女の子達が、「神作品!!」って興奮冷めやらぬ声で話してたのが印象的。

とにかくとにかく美しかった!
ntk_m

ntk_mの感想・評価

4.2
ずっと観ていたい 彼がマックスで踊れる間に観に行きたいなあ…
猫とポルーニンの他には何もいらぬ。
人という種族の中で最も美しいサンプルだなあと思う。
Eriko

Erikoの感想・評価

3.5
人間に美を感じた
家族がばらばらになって彼のために稼がなければ今の彼はいないから、最初から最後まで家族を中心に描かれていてよかった
何かに小さい頃から努力してトップになるって素敵だな
「ユーリ!!!on ICE」の山本監督が寄せたコメントを見てこれは行かねばと観に行った。

まずはあまりにロックな冒頭シーンに痺れる。これスピリッツの新連載の最初のカラーページでは…?というくらい引き込む力が強く、セルゲイ・ポルーニンは美しかった。人を惹きつける凄みのようなものが顕れていて。
そしてバレエシーンがとにかくカッコ良かったです。神に愛されてるってこういうことかと。そして愛されすぎる不幸というものが存在するんだなあと。

圧倒的才能の持ち主でありながら、今後の彼の幸せを祈らずにはいられない、そういう気持ちになるドキュメンタリーでした。
chibee

chibeeの感想・評価

4.3
19歳で史上最年少の英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルとなったセルゲイ・ポルーニン
その2年後、彼は人気のピークでバレエ団を電撃退団をする
「ヌレエフの再来」と謳われる類い稀なる才能と、それを持て余しさまよう心
彼の本当の姿とは…?

バレエに関しては「ブラックスワン」や「リトルダンサー」を見たくらいで殆ど知識はない

当たり前だけど、「ブラックスワン」や「リトルダンサー」で見たバレエとはレベルが違った
高いジャンプ、回転力
バレエを殆ど知らない人から見ても才能を感じた
何もないステージでただ1人踊る舞台は本当に実力のある者にしか出来ないと思う
紅白歌合戦でSMAPが5人、ただ立って歌っているだけの舞台を思い出した

彼の才能があるゆえの葛藤には見ていて苦しくなるばかりだった
バレエの学校へ行くためのお金を稼ぐために親は出稼ぎに
バラバラになっていく家族
セルゲイは家族がバラバラになったのは自分がバレエの学校へ通うため
ならばバレエで頑張ればまた家族は1つになれる
そう思って努力を重ねてきた
なのに、自分が知らないうちに親は離婚してしまっていた
それに加えて最年少でプリンシパルとなったためバレエ団での目標もなくなった
ゆえにセルゲイは破天荒になってしまったのだと思った

バレエの練習に時間を費やしていたため彼には少年時代も少なかったのだと思った

躍り終わったあとの彼の足は痛々しかった
踊るのには凄いエネルギーが必要で、躍り終わった後の彼は魂が抜けたみたいだった
踊ることで筋肉を酷使するから休ませると筋肉が固まって痛くなる
そんな中でも躍り続ける
踊り続けなければいけない彼の姿は印象に残った

彼のことを全く知らなくても自分は結構楽しめた
Take me to churchのシーン完璧すぎる
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