私は自分の感受性が鈍い自覚があるんだけど、そんな人間でも受け取らずにはいられない情動で。いつも思うけど、言葉以外の方法で表現されたことに対する言葉って何言っても無力。
言葉で表す魂は言葉の中に閉じ…
芸の道に進むというのは本当に修羅の道であり、自らを崖に追い込むような行為であることには間違いはない。外野からみて綺羅びやかな人々も実は計り知れない葛藤や絶望感を抱いている。セルゲイにとっての家族の愛…
>>続きを読むバレエはお堅くて難しいから自分には無関係だと長く思っていた。
才能のある人の特別な世界だと。
そんな特別な天才も、同じように感情を持ち、悩み苦しむ人間だと知る。順風満帆な人生ではなかった。
それでも…
ずば抜けた才能に恵まれた人を羨ましく思っていた。
人生、薔薇色なんだろうなーと。
でも、違った。
ずば抜けた才能があるということは、周りの期待が、自分の意思よりも早く反応するということ。
子供の…
タトゥーを入れ、突然退団を発表し、バレエを辞めることすら考えた若き天才の背景には、バレエを続けてきた理由があった。
美しさの土台には天性の才能と恵まれた身体だけでなく生命を切り売りするような苦しい鍛…
小さなころからバレエの並々ならぬ才能を発揮していたポルーニンは、しかし貧しい家庭がゆえに両親や祖父母の出稼ぎによって一流のバレエ学校の教育費を賄っているという背景があった。
父はポルトガル、祖母は…
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