グレゴリー・ペック演じるドーソンが誠実で魅力のある主人公だった。
登場人物たちの動きが予測できず最後まで楽しめたし、それぞれの選択・結末自体も興味深かった。
西部劇にある長い撃ち合いシーンやただの放浪シーンなどがなくテンポがとても良かったのであっという間に観終わってしまった。
爽やかさとユーモアがあるラストも好き。
関係性や結末を全て描ききらずに、先を想像させるようなとても良い終わり方だった。
西部劇を観ると、欲しいときに水が飲めて、日差しをよける場所があって、お風呂に入れて着替えもあるということがどれだけ有難いことなのかを改めて実感する。