リトルフォレストの空気感を勝手に期待してしまったのがいけない
都市計画に携わりながらその都会の一画で土を耕し野菜を育てる生活を送るという、そのちぐはぐさを本人はどう咀嚼していたんだろう。大事なところが見えない。受け取れていないだけ?
でも最後にお手伝いされていた仕事は、ご本人の思想と生活とが重なった瞬間に見えた。実際どうだったんだろう。
ドキュメンタリーというのなら、表層の部分だけではなくて、もっと深部までのぞかせてほしかった。映像の雰囲気も…。
只々、樹木希林さんのナレーションが神のつぶやきのようだった。こつこつ、ゆっくり。人生フルーツ。