題名の可愛いイメージのドキュメンタリーかと思いきや、私の脳を揺さぶるドキュメンタリーでした。ある場面では目の前がチカチカするぐらい。
見た方は「ほんとにか?」と思う人いるかもしれないけれど、
第3の人生の入口に立った自分としては、この津端夫妻の関係、生き方がファンタジーの物語に思えるほど魅力的で。
憧れ以上の感情が見てる間中湧き上がりおさまらなかった。
木のスプーンに英子さんがササット取り替えるとこ、美味しい料理を美味しいと伝える修一さん。ささいな行動や言葉の中に互いへの思いやりや生活へのこだわりを感じる。
パンフレットを思わず舞い戻って買ってしまったのだけど、制作者のコメントでまた泣けた。
この熱量が私の脳を震わせたのだと思える。
終盤、修一さんが手紙に書いていた
「いいことあるよ」
こう言い切れる彼は自分の送ってきた人生に自信を持っていたんだろうな。
いろんな人にみてもらいたいドキュメンタリー。