MARINA

人生フルーツのMARINAのネタバレレビュー・内容・結末

人生フルーツ(2016年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

ユジク阿佐ヶ谷さん、ついにネット予約できるようになったので、ようやく気合を入れて朝早く起きて、鑑賞することができました。

理想的なていねいな暮らし方で、素敵でした。自然と共に生きていきたいな。

ちょうど鑑賞した日の前日に、自宅の庭でブルーベリーを摘みながら、『いつかイギリスかフランスの田舎で、庭でたくさんの植物を育てて、ゆっくり暮らしたいな』などと妄想を繰り広げていたので、尚のことです。

庭の看板やお手紙などに見える、修一さんの可愛らしいイラストと心のこもった文字、言葉、デザイン。温もりが伝わってきて、鑑賞しながら自然と、にこにこ微笑んでいました。

英子さんの、控えめながらしっかり芯を持って生きる生き様もかっこよくてしなやかで力強くて。

お二人は最高のパートナーなんだなって、感じ取れました。
寄り添って生きること、なんて幸せなんだろう。


冒頭の、樹木希林さんのナレーションも印象的。「風が吹くと、枯葉が落ちる…」
数回繰り返される台詞。

陳さんの御墓参りのシーンは嗚咽寸前。
でも、ちゃんと会いに行けてよかった。遠くまで、会いに行けてよかった。

だいぶ始めの途中から、ああ、と気が付いたけれど、まさかそんな展開だと思わなかったもので、
心が揺れてしまって、未だに引きずっております。

別れはつらい。
愛は永遠だ。
MARINA

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