カイ

MIFUNE:THE LAST SAMURAIのカイのネタバレレビュー・内容・結末

MIFUNE:THE LAST SAMURAI(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

戦争の時代に生まれ、生活の為に俳優になり、黒澤明、東宝と共に日本映画の黄金期を築き、最後まで評価されずとも常に映画の世界を愛し続けた男のドキュメンタリー。役所広司を筆頭に同業者が語る姿は論理的に臨みながら本番ではそこから逸脱する俳優、そして我慢の一人であった。三船なくして黒澤はなく、同時に黒澤なくして三船もなかった。愚直なまでに真摯に映画の世界に向き合った結果、スピルバーグやスコセッシ、あるいはルーカスへと海を超えて伝わるものがあった。初めて観た「長恨」にもびっくり。三船は関係ないが生々しい映像でいつか観てみたい
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