MIFUNE:THE LAST SAMURAIの作品情報・感想・評価

MIFUNE:THE LAST SAMURAI2015年製作の映画)

Mifune: The Last Samurai

上映日:2018年05月12日

製作国:

上映時間:80分

3.6

あらすじ

スティーブン・スピルバーグやマーティン・スコセッシなど世界の巨匠に愛された唯一無二のサムライ俳優・三船敏郎。2016年にはハリウッド殿堂入りを果たすなど、今も世界中のファンの心を惹きつけ離さない“世界のミフネ”の波乱に満ちた生涯と映画人生に迫るドキュメンタリー映画。三船が出演した黒澤明監督「七人の侍」(1954年)、「蜘蛛巣城」(1957年)、「用心棒」 (1961年)、「赤ひげ」(1965年)…

スティーブン・スピルバーグやマーティン・スコセッシなど世界の巨匠に愛された唯一無二のサムライ俳優・三船敏郎。2016年にはハリウッド殿堂入りを果たすなど、今も世界中のファンの心を惹きつけ離さない“世界のミフネ”の波乱に満ちた生涯と映画人生に迫るドキュメンタリー映画。三船が出演した黒澤明監督「七人の侍」(1954年)、「蜘蛛巣城」(1957年)、「用心棒」 (1961年)、「赤ひげ」(1965年)、そして稲垣浩監督「宮本武蔵」(1954-56年)などに焦点を当て、家族、日本の映画関係者や俳優、海外の著名人たちのインタビューと貴重な映像資料とともに、その生涯と世界に影響を与えた「サムライ映画」の進化を明らかにする。

「MIFUNE:THE LAST SAMURAI」に投稿された感想・評価

映画ってよりは、テレビドキュメンタリーっぽい。

黒澤映画が好きではあるものの、晩年の醜聞と『1941』に三船プロの映画の酷さで、三船敏郎に私はあまりいいイメージがなかった。
しかし、実際のフィルムとコメントが交互に示される構成から、妙に三船が好きになってきた。

資料で読み漁った以上の事実はなかったが、夏木陽介さん、中島春雄さんら2016〜2018に亡くなった方々の遺言的なコメントを見聞きできたのがよかった。
観ようと思って並んでたら、後ろに並んだおじさんに三船敏郎と原節子の魅力についてコンコンと語られたでござる。コレが新文芸坐か!
「ここが最後尾ですか?」って話しかけられて、やれ渡辺謙や北野武はまだまだだとか、原節子に比べれば若尾文子は格下だとか延々と語られた。でもそれも新文芸坐のイメージっぽいなって、いい経験になった。

で、観たら。
やっぱカッコえーーーわーーー!!三船敏郎。また用心棒とか隠し砦とか七侍観たくなる。でも羅生門と赤ひげが未見だということも思い出した。未見の三船作品があるのは幸せなことだから観るの迷う。
唯一無二の俳優、三船敏郎。
かっこよすぎます。用心棒以外も観なくては。
あら松

あら松の感想・評価

4.0
戦前からの日本映画と東宝の歴史をサラッとなぞりながら進む構成はお勉強になりました。
半分くらいは三船と黒澤の絆のお話で、二人を良く知るファンの人にとってはそんなに目新しい視点はないのかも。
ただ、更に尊敬が深まるばかりでした。人として三船のようでありたいと。
最後はほろりと泣いてしまった。
somal

somalの感想・評価

4.0
三年前のヴェネチア映画祭で公開されたこの作品
ようやく日本で陽の目を見ました
ナレーション EXILE AKIRA(これは気になりませんでした!)

三船敏郎の人生を描いたドキュメンタリーというだけでなく、戦前の無声映画から、戦中、戦後の日本映画の記録としても興味深く拝見させていただきました
戦後7年間、GHQ によってチャンバラ映画の製作が禁止されていたこと、何年ぶりかに思い出しましたよ😅

スピルバーグとスコセッシのインタビューは映画評論家と間違えてしまいそうなほど詳しいものでしたが(この二人、日本映画に詳しすぎでしょ)、仕方ないとはいえ、スピルバーグが真剣に1941を語る姿は少し気の毒に感じました

黒パンこと、黒澤久雄氏が動いている姿を久しぶりに拝見しましたがお元気なご容赦
エンドロールでメッセージと共に土屋嘉男さん、夏木陽介さん、加藤武さん、中島春雄さん(順不同)の名前が上げられ、短いようで長い三年という月日を感じました
合掌
『ドーパミンをだすことから』

あまり、三船敏郎さんのことがよく知らないので正直この作品をみようか迷いました。
が、鑑賞。

うーん、三船敏郎さんの人間像はイマイチわからなかったのです。
なぜだろうと考えたら、
あっ!
三船敏郎さんの映画出演の映像と写真しか見れなかったからだとおもう。
だから、想像するしかない。
しかし、黒澤監督と三船敏郎さんはきってもきれない関係なんだなと。

黒澤監督と三船敏郎さんのスーパーコンビからなる作品をこの機会に鑑賞してみたいと思いました。

今回のこの作品を鑑賞したことによって、新たなモチベ!?
がうまれたことだけでも、素晴らしい収穫だと思うのでます。

しかし、三船敏郎さんの表現する演技が本当に独特で、一つの世界をつくりだす。
そしてその世界が周りにも巻き込む感じがたまらない。
よしだ

よしだの感想・評価

4.0
本国公開は2015年、配給:HIGH BROW CINEMAに感謝
【日本語ナレーション版】
●'18 7/7〜20単館公開
(首都圏等: '18 5/12〜公開)
配給: HIGH BROW CINEMA
ワイド(HDTVサイズ)
引用作品はそのサイズ
音声仕様表示無し
7/9 16:00〜 福井コロナ シネマ9にて観賞
DCP上映
ビスタフレーム左右に黒味があるHDTVサイズ
LPCM 2.0ch
パンフ未購入

海外の映画ファン向けに纏められたような内容で特に目を見張るような内容はない。侍=三船を定義付ける為に、冒頭でチャンバラ映画とは?と言う為にかなりの時間をさいている。
日本映画史みたいなもを作ってもらいたいなと感じた。
ナレーターの人選に疑問、なんでもかんでもえぐざの人とか使うのも如何なものか。
この映画の製作から公開までの間にインタビューに答えた人で四人の方が亡くなられているので、ある意味観る価値はあるかな?
パンフも資料性が乏しい。
個人的には「用心棒」の撮影の様子を捉えたカラー8mmカメラ映像は必見かな?
楽しかったです。

ドキュメント形式でインタビューを交えながら三船敏郎さんの歴史やパーソナリティを掘り下げるといった内容です。

とにかく三船敏郎さんがかっこいい!
何をしても絵になります。あの存在感は唯一無二の存在ですね。

本当に三船さん、黒澤作品が映画界に与えた影響は大きいんだなぁと改めて感じました!

特にジョージルーカスがオビワン役を三船さんに熱望していたということは初めて知りました。
勉強になるなぁ
tempra

tempraの感想・評価

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特に10代のころ三船敏郎が好きすぎたからか、監督が日系米国人のため「しょせん外から見たもの」という偏見があるからか、まとめ方に違和感や物足りなさが。

昔の映像が残っていないとはいえ、三船のご両親が戦時中に亡くなったが詳細不明というナレーションをかぶせる映像が「ヒロシマ」なのは、あまりに記号的にすぎないか。
戦前のチャンバラのベースを「封建制」とくくり、戦後に鬱屈の爆発が起きたというとらえ方も単純すぎる。

ただ、インタビューを受けた方の中には撮影後公開までの間に亡くなった方もあり記録としては貴重だし、何より礼賛に終わらず、黒澤とのコラボ終了以降のキャリアや、スキャンダルや、最晩年の「老い」にまで言及していたのは興味深かった。
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