み

太陽の塔のみのレビュー・感想・評価

太陽の塔(2018年製作の映画)
4.0
前から見たかった映画その②

見てよかった。
岡本太郎がどんな人とか、太陽の家がどんな物とか、概要だけしか知らなかったから色々と新鮮だった。表現者として精神、文化、社会あらゆるものとどう向き合うか。表現者でなくても向き合ってほしいのだ。でも、表現者だから、表現者であるが故に、向き合わなければならない。

自分自身、国や自分のルーツを考えることは多い。この世の中が、現代の文明に支配されていって良いのか。山は、海は、そこにある生活は、私たちのルーツであるはずなのに、消えていっている現実。これにどう向き合えば良いのか、私の永遠の課題かも知れない。

人類がいつ人類になったか。
それは絵を描いたときから。
人類の根源としての、表現。
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