このレビューはネタバレを含みます
〜今泉力哉監督作品〜
らしくない作品でらしさ爆発
死んだことを知らないということは、心の中でその死んだ人は生き続けている。
今ってSNSとかすごい広まってるし、誰かが死んだって情報も簡単に広まる。
今まで関わってきた人達の死を全て知らないといけないのか?そんなん辛すぎる。
知らないままで良いことなんて人生山ほどある。
生きてる以上死(別れ)を受け入れて生きていかなあかんけど、そんなん考えると今後誰とも出会えなくなる。
本気で好きになった人が実は偽名でした〜。って死んでから聞かされて、実家の住所とか言われちゃうと絶対に行きたくなる。
最後まで死んだことを隠し通せよ。みたいなこと言われとったけど、あんな死体の写真見たら言うしか無くない?
死を扱う映画は嫌いやけど、ここまで情報量が多いとかえって見やすい。
映画の尺も2:21と長めかもしれんけど、自分にとってはこの尺のおかげで最後まで見れました。
自分のせいで誰かが死んだなんてことがあったら、永遠引きずるんやろうな。
まずはどんなことがあっても最後まで生きていよう。
そしてカネコアヤノのPV撮ろうとしてたあの監督は実は主演じゃなかったと言う、、。