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退屈な日々にさようならをのcalinkolincaのレビュー・感想・評価

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)
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「小さな映画でしかできないことを」。この映画のインタビューで今泉監督が語っていた通り、とてもプライベートな感情を伝えようとしている映画だと思いました。
「死んでいると知るまではその人の中で死んだ人も生きている」。
監督の伝えたかったことはそこに集約されているんだと思う。
舞台は福島。そのことはエンドロールでしか出てこないけれど、それだけで充分。行方不明のひとも、そのひとの中で生きてる限り、生きているんだよ。
監督のそのメッセージ、ちゃんと聞こえたから。
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