ツクヨミ

ビリディアナのツクヨミのレビュー・感想・評価

ビリディアナ(1960年製作の映画)
1.5
曝け出される人間の本質とブラックユーモア。
修道女のビリディアナは唯一の親戚の叔父を尋ねることになり3日ほど過ごすが…
ルイス・ブニュエル監督作品。"現代アートハウス入門2"にて鑑賞、今作はブラックな笑いが溢れる変な映画的な印象を受けた。それは主人公ビリディアナが被る珍事と顛末だったり、ホームレスや障がい者たちの起こす騒動がなんとも可笑しく笑えてしまうからに他ならない。だが本作は時には笑っていいものかと考えてしまいそうなほどシチュエーションがブラックで反社会的なのが際立っていた。しかし全体を通して何かパッとしないと言うか、作品の楽しみ方がわからないような気がした。
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