センゾー師匠

タリーと私の秘密の時間のセンゾー師匠のネタバレレビュー・内容・結末

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

育児はシンドイ、母親にもっと寄り添おう、をテーマにしたお話。

シャーリーズ・セロンはちょこちょこ、超絶美しい自分を役作りのためにワザとみすぼらしくさせてくる。それでも、顔の作りは整ってるから、バッチリメイクさえすれば、体型崩れてても美人になっちゃうだろうけど。

2人の子持ちで、そのうち一人は発達障害。そしてまもなく赤ちゃんまで誕生。慢性的な睡眠不足で、家事も満足にできずストレスは溜まる一方。夫は優しいが、セックスレス。出産祝いに、成功して裕福な兄から夜間専門のベビーシッターをプレゼントされ、始めは嫌がっていた主人公もとうとう利用を決める。

やってきたのは、予想とはまるで違う若くて自由奔放な女性、タリー。ところが仕事は完璧。どんどん仲良くなるが、旦那をタリーに誘惑させて喜んだり、あれ?さすがにおかしくね?
というところがでて来る。

オチとしては、タリーは若かりし頃の自分で、育児ノイローゼこじらせて作り出した主人公の頭の中存在する人物だったと。
だから、旦那とタリーがいちゃついても腹立たない。

最後は子ども置いてタリーと夜遊び(実際は一人だろうけど)して事故って病院行き。そこでいかに嫁が病んでるかわかった旦那が改心して終わる。

小さい子どもいるけど、育休の頃なんてあと一回同じことしたいくらい楽しかったから、こういう育児するお母さんの闇みたいな話ってそこまで理解できないので、自分はだいぶラッキーだなと思う。