僕とカミンスキーの旅のteaのネタバレレビュー・内容・結末

劇中に出て来た「達磨大師」と弟子の話を現代風にリメイクしたお話と解釈しました。

目に見える全てを疑え、と言う通りこのカミンスキーという画家自体がフィクションの存在なんですね。

突然現実が絵画の様に描き変わるシーンが印象的だったのと、主人公が何度も夢から覚めるシーンは攻殻機動隊のイノセンスを思い出しました。

序盤の軽いタッチからは想像出来ない様な、人生を哲学的に考えさせられるエンディングでした。

絵画好きにとってはエンドロールまでじっくりと楽しめます。