オリエント急行殺人事件のときたまごsssのレビュー・感想・評価

原作は6年ほど前に読みました。

現在3作目まで公開されているケネス・ブラナーのエルキュール・ポアロシリーズ1作目

映像化されたものを観るのは今回がはじめてです。
視覚化されたにも関わらず何か革新的な要素が追加された訳ではないことがこの実写化の低評価の理由なのでしょうが（ラチェットの客車をこじ開ける時のカメラアングルと、食堂車や最後の晩餐を模した長机の場面は美しい！）個人的には既に知っていてもこの結末に心を震わせられたので、本作を観た甲斐はそれだけでもあったなと感じます

物事を"本当に"自分の頭で考えること、そして罪を背負っていく愛について。