このレビューはネタバレを含みます
原作や映画を見る前に友人にネタバレされたのがショックで、たぶん原作を読んでないんじゃないかな。他のクリスティ作品は有名どころは大体読んでるんだけど。
三谷幸喜版や昔の映画は見たと思うから既視感はあった。
映像が美しくて好きな世界観。イスタンブールからロンドンへ帰る列車だったのね。旅先から帰るのにワクワクするオープニング。
しかし…謎解きの過程が納得いかない。こんなんだったっけ?ポアロが知らなかったら真相に辿り着けないじゃない?
今さらだけど原作読んでみるかなーなんて思ってます。
ここまで書いた後も考えてたのですが。
この作品は謎解きよりも一つの罪が多くの悲しみ苦しみ憎しみを生むということに重きを置いたのかなと。ポアロの悲哀に満ちた表情とエンディングの曲を聴いて、そんな風に思いました。