このレビューはネタバレを含みます
オリエント急行という作品にはじめて触れる人は分かるのかところでどころ不安になりながら観てました。謎解きのテンポ良いというか説明不足じゃ無いかと不安に思う部分もありました。また時代劇でもあるので1930年代という時代背景を観客が分かって無いと良く分からない部分もあったかもしれない。
過去の映画版しか観て無くて原作を読んだこと無いので、原作ファンが観たら「ああー!」みたいなところがあったのかもしれない。ポワロが女の人の写真をとても大切に見つめるシーンなど私には分からなかったが原作読んだ人には多分分かる部分だったんだと思う。
過去のドラマ版のイメージに比べポワロさんがあんまり嫌な奴でなくただひたすら「正義の味方」であって、そのぶん愛嬌を感じる部分も少なかったかなと思った。
最後に全員犯人だったのかー!とつながる衝撃と法と正義のどちらを取るのかがこのお話の大きな部分なので「もしかして良く知られた作品だしその部分で更にどんでん返しがあるのでは無いか」と期待したけどそんな事はなかったぜ!次回作を匂わせるさらっとした終わり方でした。