セルゲイ・ポルーニン氏が出演するということで映画館へ。
原作が有名すぎるミステリーなので犯人だけは以前から知っていましたが、それ以外は全く知らない状態での鑑賞。
最初は展開や情報が早すぎて、それを処理しきれず、「ポアロ置いてかないでー!」と思いながら観てました。その後も登場人物の名前をパッと出されてもすぐには一致できず、相関図欲しいと何度も思いました。笑
そんなこともあって、前半は主に映像美を堪能してました。街並みもすごく綺麗だし、自然も雄大。何より力強いSLはすごいワクワクしますね!
お目当てのポルーニンは麗しい&色気がすごい。作中で周りとは少し違った雰囲気を放つ伯爵を、夫人とともに見事に演じていました!ひとつ贅沢をいうなら、もっと出番と台詞が欲しかった…!
ストーリーは、思わず涙してしまいました。まさかミステリー映画で泣くとは。。こんなに悲しい事件だったなんて…
原作が名作と言われるのは、この徐々に明らかになっていく真相によるものなのだろうなと納得。
ラストは少し唐突に感じてしまったので、もう少しポアロの葛藤が伝わればなと思いました。
ひとつ残された謎は、ジョニー・デップ氏の断末魔はどこへ…笑