登場人物の多いこのお話を114分という尺にまとめたのはお見事。
その分一人一人の掘り下げは当然浅い。
でもよーく考えてみると原作はトリックのインパクトを最優先にした古いタイプのミステリで、結構ツッコミどころが多い。
時間を伸ばして人間ドラマに改変するか、短くしてアラを目立たなくするか、どちらかしかないと思う。
長い映画の苦手なmotchaとしてはケネス監督の決断を支持します。
てっきり現代のシェークスピア劇みたいな造りで攻めてくるのかと思ったから、ある意味拍子抜けだけど、喜ばしい驚き。
(180625レンタルBD)