今年のTIFF一本目で初のEXシアター観賞。椅子の背もたれが低いのやスクリーン上のライトが目に入るのが気になったりしてたけど映画が始まると忘れた。先が読めない映画が好きなので、３年前に「歌う女たち」を見て以来この監督は全部見たいと思っててようやく二本目を見れて嬉しい。前作ややシリアス寄り。被写界深度の浅い美麗映像やインサートされる動物や虫などなど、狙ってる感バリバリなのに嫌味に感じないのは監督のキャラクターなのか。トルコ映画はほぼ未見なので、アートフィルムと言うには生々しく、かと言ってエンタメでもないこの作風が東洋と西洋の混じり合うお国柄ゆえかレハ・エルデムが特殊なのかはわからないけどやっぱり他のも見たくなる。
